こんにちは〜とと丸です😀
今回は、島村華子さん著の「自分でできる子に育つ 褒め方叱り方」を参考に
罰を与える叱り方がNGな理由と
望ましいと書かれている叱り方について解説していきます
この記事を読むことで
毎日、何回も同じことを言っている
どう言ったら分かってくれるのか分からない
なんて悩みを抱えている方の、お子さんや職場の方との関わりなどは
少しでも気持ちの良いものになればと思います
参考書籍🔻
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罰を与える叱り方がNGな理由4選
①より攻撃的・反発的な態度になりやすい
罰を与える
🔻
罰を与えた人に対して、怒りを覚える
🔻
フラストレーションを反抗的な行動で表現する
🔻
もっと厳しい罰を与える
・・・・
という負の連鎖を作ってしまいやすくなります
人間は、「襲われる」「危険だ💦」という気持ちになった時
【闘争か逃走か】
という、生存本能への働きかけにより
反発したり逃げたりしたくなることが明らかになっています
自律神経などが関わってくる複雑なものなので、簡単に取り上げています
詳しくは下のリンクを参照してください🔻
②力を使った問題解決が正当化される
自分は罰や力で問題を解決された
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親がやっているんだから、それで良いのだと、無意識に自覚する
🔻
友達との喧嘩や、自分の思いが通らない時、また将来の親子関係に影響しやすい
私も、友達と口喧嘩しているのをたまたま母親が見かけた時に
「アンタ、あたしが説教してる言い方そのまんま使ってるやろう、やめときや」と言われたものです
今振り返ると、そりゃ無理な話だったって訳ですね
③親子関係にヒビが入る
「良い子でいないとゲームをさせてもらえない」
「テストで90点以上取れなかったからお小遣いなし」
子供からすると、1番頼りにしている存在が、信じることが難しくなってきます
親が信頼出来ないものだと感じると、心を閉ざしやすくなってしまいます
④逃れる方法を考えがち
罰を受ける・何かを取り上げられる
🔻
次は如何にして罰から逃れるか
ということに意識が集中しがちです
先ほど【闘争か逃走か】に近いものがありますが
「問題行為」と、「罰」の間の関係性が、その子にとって明らかにならないため
反省が促されません やはり
なぜそうするのか
というのは教育においてとても大切なのだと思います
叱り方4つのポイント
ダメ・ちがう をなるべく使わない
「だからダメなんだよ」
「ほらまた違っている」
などよりも
「そうだったのね」
「それは分かったよ。じゃあ・・・」
まずは受け入れる
そこから話を進める
周りくどく感じた方、すみません
でもこの一手間は
自身で検証してみても
とても有効でした
プロセスに注目して話す
能力・やり方を否定される
🔻
力が足りないから出来ないんだ 頭が悪いのかな❓
と無力感を感じやすくなります
「次は何に気を付ける❓」
「〇〇だった時、どうする❓」
と、同じ失敗をしないようにイメトレをさせておくと
もし同じような場面になった時に効果的です👍
理由を説明する
前回の記事と似ているので、「分かった分かった💦」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが
なぜそうするのか
どんな影響があるのか
と子供が分かるように話すのはとても大切です
この原則は体感的にもその通りだと思います
「どうしてだと思う❓」
「なぜかというとね・・・
「これを続けているとね・・・」
等と話してあげると
次からの行動に生かされます
親の気持ちを素直に伝える
これも前回の記事で書いたことではありますが
「〇〇しないで」「次〇〇したら怒るからね」というのは、二次的な感情だそうです
怒りと向き合う方法3選
ここまで叱り方のポイントについてお伝えしてきました
ですが いつも冷静になんかやってられません
ましてや子育てをしていると必ずと言っていいほど怒りは湧いてきます
でも面白いのは
怒りという感情の正体は
心配 不安
だそうです
お子さんの将来や安全が心配になったり、不安になったりしている
そう考えると、怒ってしまう親御さんは
それほどに子供を大切に思っているとも取れなくないです
ですからここでは
怒りを感じた時の対処法の例もお伝えします
伝わらなくてイライラした時に試してみてください
①その場から一旦立ち去る
お子さんの年齢にもよりますが
遊ばせたり、パートナーにみてもらっている間に15分だけと決めて離れるのも効果的です
お茶でも飲んじゃいましょう
根本的な解決にならなくても スッキリすると気持ちを切り替えられますよ
②6秒ごとにグーパーグーパー
どうやり過ごせばいいか分からないほどの強い怒りの衝動がわき起こった時
グーパー、グーパーと手を握って開くだけ
怒りを手の中で握りつぶしてグー、手放してパー、とイメージします
③思い切って切り上げる
もうやめよっ 休憩っ!
本当に今すぐにやらなければいけないものでなければ
一旦休憩にしたり、その日はお仕舞いにしてみたりするのも良いかもしれません
投げやりな訳ではなくて、自分が苦しい時はお子さんも苦しいものです
実は意外とよく頑張っていたり、再スタートさせた時に良い結果が出ることは珍しくありません
表現方法を変えるだけで心はとても楽になり
相手にも気持ちが伝わりやすくなります
自分の怒りの特徴を分析し、一次感情で伝えるを実践して
怒り疲れから心を解放してください
まとめ
最後までお読みくださりありがとうございました
どうせ褒め方・叱り方の本については
自身で検証しながらもう少し記事にしていこうと思います
攻撃的に叱ることをお勧めできないと書いているだけで
叱ること自体がNGだと書いている訳ではありませんので
ご理解ください
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