こんにちは とと丸です
今回は、特に男の子の親御さん必見。もちろん女の子の親御さんもチェックしてくださいね
お子さんのこだわりに「もうっ」と思ったり、つい怒ってしまって「また言ってしまった。」となることはありませんか❓
もしかしてそれが、アプローチの仕方を変えるだけで関わりが楽になるかもしれません。
自身の経験をもとにしつつ、今回は書籍を参考にしました。具体的な言葉かけが中心に載っているのでオススメです。
①男の子ってこんな生き物
男の子のこだわり、行動派なところは、一長一短
その1 こだわりが強い
気に入ったものがあると、1つのことを深掘りします
電車、車、恐竜、いろいろハマります
オタクって言葉がまさにそうですよね
でも、熱中できるって、良いことがたくさんあるので、温かく見守ってあげてくださいね。
例えば①いつも同じ服を着ようとする ②決まったおもちゃでしか遊ばない ③自分の決めたルールでないと動けない
など、女の子に比べて自分ルールが強い場合が多いです
その2 言葉の表現が苦手
思い出してみると、女の子に比べて言葉を話し出すのが遅かった気がしませんか❓でもそれはおかしいことではなく、発達上そんなものだそうです
「男は黙って・・・」なんて言葉もありますが、単に言葉にするのが苦手なんですね
周りの大人にもそんな人いませんか❓私の周りにはいます。
その3 衝動的で危ないことが好き
考えたり、先のことを予想したりせずに、突然行動し始めることを「衝動的行動」と言います。
男の子はこれがメチャクチャ苦手です。
「やめられない 止まらない🍤」のアレですね
自分ではどうしても止められないし、反射で生きているのです
その4 自分が1番
そうなんです。自分が1番になれる場所、相手、時間が大好きです
そりゃあそうですよね
太古の昔からオスは序列争いに励んできたのですから
並ぶ、おしっこ飛ばし、かけっこ、やっちゃった失敗の自慢大会etc何でも1番になりたいんですよね
・・・でもなかなかなれません
だって1番は1人だけなんだもの
そこで出てくるのが禁じ手大会
言い訳、ずるっこ、逆ギレ、泣く、使える手は使ってしまえー!って感じです
面倒臭いって思いますか❓それくらい1番になりたいんです
許してあげてください
その5 ふざける
どうしてちゃんとできないの❓って思ったこと、あると思います
ここ1番でふざけちゃうんですよね〜〜
でも、ちゃんとわけがあるんですって💡
突然の場面転換や改まった環境が苦手>緊張が高まる>何をどうしたら良いか、困ってしまう>いつもの環境に戻したい>ふざけちゃえ♪
な〜んて順番で考えていることが多いそうですよ
直訳すると、
「改まった場面が苦手なんだもん。でもどうしたら良いか分からないんだよぅ」っていうことでしょうか。
その6 お母さんが大好き
男の子の好物は「うんち」「おしっこ」「お母さん」です。
並びがおかしな感じがしますね
「電車」「虫」「何かのネジ」「セミの抜け殻」の後にやっと「お父さん」が登場するくらいでしょう。
「お母さん大好き」「お母さんと結婚する」「他の子と喋っちゃダメ」なんてメッセージを言葉や身体で常に発信しています。行動原理のほぼ全てがそこです。
お母さんに好かれたい!嫌われたくない!と思うからこそ、頑張ったり、1番を目指したり、こっそりずるをしたり、1番になれなくて怒ったりするんですね
②超簡単!鉄板フレーズの作り方
ポイントは
鉄板フレーズのカギは「i(アイ)メッセージ」と「ストレート」
i(アイ)メッセージは、自分の思いとして伝えるということ
具体的な例で言うと、
「ありがとう。助かった😀」
「分かってくれると嬉しいな」
「そんなことをするの、お母さん(お父さん)は嫌だな」
などです
自分の思いとして伝えると、子供も大人もスッと聞こうと思いやすいです。
いやいや簡単でしょ。って思う人もいるかもしれませんが、気づかずに言ってしまう人はいます
私は「〇〇してね」と、行動だけ伝えたり、「まだ〇〇してないの❓早く」って気付けば言ってしまっている時がありました
回りくどかったんですね
前向きに、自分の気持ちを伝える
子育てには2つの側面があります
それが ①子供の安心・安全 ②心の成長
その2つを満たせるんじゃないかな。と思うのがこちら
「それでいいよ」「かっこい」「すごい」「ありがとう」「嬉しい」「さすがお兄ちゃん」「がんばったね」「そういうの大好き」「やった−!」「その調子」「前よりもグー👍」「〇〇が上手になったね」「できているよ」「OK!」
ぜひ使ってみてください
③素直に聞かせたい!叱りフレーズ
叱るポイントは
①現場をおさえる ②1回で1つだけ ③ゴールを伝える
意外と効果が薄いのが
「前も〇〇だったじゃない」「〇〇しちゃだめ。□□してるからそうなる。それから△△は絶対にやめなさい。」
・・・言っちゃった〜〜〜 私が言っちゃった
だってカッとなっちゃうんだもん。そう言うことするんだもの
でもそうすると、子供たちからするとキャパオーバーなんですって
そもそも自分を否定されてるって感じるお説教タイムで
時間を遡って考えさせられたり
2つも3つも考えさせられるのは辛いんですって
なので、言い換え辞典風に書きますね
△ダメ! ◯何してるの❓(関心もってますよ。のメッセージ)
△こら! ◯あっ!💦(驚きや発見のメッセージ)
△やめなさい! ◯危ないよ(心配のメッセージ)
△ちゃんとしなさい ◯どうしたら〜〜できるかな❓(前向きに考えてねのメッセージ)
△前に行ったでしょ ◯そうしたらどうなっちゃうかな❓(想像を促すメッセージ)
△何回目だ! ◯前にやったの、思い出せる❓(思い出させる時は、ゆっくりと)
△いつも言ってる! ◯お母さん(お父さん)の言いたいことは何だと思う❓(関心を引き出すメッセージ)
△うるさい ◯周りを見てごらん。小さい声でしゃべれる❓(周りの状況を確認させるメッセージ)
△勝手にしなさい ◯どうしたいの❓(ガマンが必要💧でも、欲しいのは優しさ)
叱られることをしている時こそ、しつけのチャンス。現在地が低い分、1つでも、少しでも直ったら間髪入れずに褒めてあげると、お子さんのやる気もアップします⤴️
④お互い笑顔!褒めフレーズ
褒めポイントは
①わざとらしくてOK ②言葉+何か ③シンプル・プロセス
子供たちからすれば、待ちに待った褒め言葉
わざとらしさ・表情・大きな声・身振りなど
ちょっとおまけつきの褒め言葉にしたってバチは当たりません
でも「そんなこと言っても褒めるところが。。。」ってなるじゃないですか
大丈夫です結果が出なけりゃ過程を褒める
「何でも良いんかい!」って思いますか❓誤解を恐れずに言うと何でも良いんです。
一生懸命な姿や、本番までの準備、「あなたのことを見てたよ」って伝われば良いんですから
そこでオススメするのはこちら!
〇〇がよかったよ
あれだけ頑張ってたからできたんだね〜
よく気づいたね
こんなことできるようになったんだ💡
さっきより良くなったよ
サンキュ〜助かった♪
〇〇は得意だもんね
〇〇ちゃんも見てたよ
応援してるからね
いいねー嬉しいよ
お母さん(お父さん)教えてよ
えっ、どうやったらできたの❓
大きなことも、小さなことも、やって当たり前のことも、はじめだけ頑張っていたことも、何だって良いんです。
褒めて次に繋がればお互い笑顔になります
だからこそ、褒めフレーズと叱りフレーズをセットで持っておくと、「ちゃんと見てくれてるんだな。」と、お母さん(お父さん)への信頼がグッと高まりますよ
⑤まとめ
読んでくださりありがとうございます
どんな子も、どんな親御さんも、子供とニコニコ過ごしたいはずです
でも、それを阻むものはたくさんあります
①いそがしさ ②知らない ③疲れ
読んでくれているあなたの忙しさや疲れを取り去ることは私には難しいですが
言葉の掛け方やそのボキャブラリーなら役に立てると思って書きました
何か1つでもお役に立てたなら嬉しいです
1つずつ学んで、お互いに良い関係を作っていきましょう
今回参考にさせてもらった本も、とても読みやすく、自分の言葉かけを直すのに役立ちました
よかったら手にとって読んでください
今日も ありがとうございましたー
知れば世界は変わってく
それでは今日も 良い1日を!
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