小中学校では、1人1台端末が導入されましたが、ご家庭での様子はいかがでしょうか。「タブレット❓自分は分からないから、とりあえず学校の中だけにしておいて〜💦」というのはもったいないと思い記事を作成しました。ぜひご覧ください。
はじめに
とと丸くん、タブレット学習のことオススメしてるけどさ、タブレット学習ってそんなに良い物なの❓
欠点なしとは言い切れんよ。何事もメリットデメリットがあるんやで
今日はそれについて話してこか
注意:今回は、あくまでお子さんが1人で勉強する場合のメリット・デメリットについて挙げました。学校で、友達と使うことで得られる意見交流などのメリットは割愛させていただいております。ご了承ください
タブレット学習のメリット3選
メリット①:オーダーメイドの学習ができる
個別・最適化された学び(得意、苦手、出来具合に応じた学習)につながる可能性が高い
- その場で答え合わせがされるので、自分の出来具合が把握しやすい
- 幅広い出題パターンで練習できるから理解が深まる
- 難易度の調整ができるから習得しやすい
- 画像や動画による解説があるからつまずきを解消しやすい
- ゲーム性をもったコンテンツが多い
- 無料で取り組めるコンテンツが多くて挑戦しやすい
紙ベースだとその都度購入していたものが、タブレットだと検索に置き換えられます
購入を決めるまでの時間、どれを買うか悩む時間、取り組むまでの時間、そして購入費用
時間もお金も節約できるうえ、小・中学校で配られたタブレット端末には、自治体がお金を出して、優良な学習ドリルコンテンツが入っています。
ちょっと待ってよ!楽しくて、難易度の調整ができて、しかも幅広いパターンって、まさか学校で用意されているものプラス、調べるところからやれって言うの!❓😤💢
って思った人✋焦らせてしまってごめんなさい😀
そんな人にはこちら!
無料サイトでもゲーム性を持った楽しく学べるものはたくさんあります。(こちらの記事に一覧にしています🔻)
こらこらガッツリ自分のブログ宣伝してんじゃないよ
一生懸命作ったから許してっ!それに、一通り試してみたけど、中身はめっちゃ面白いし無料やから試してみて👍
メリット②:興味をひきやすい
- カラーで音も出る
- カッコいい、または可愛いキャラクター
- コンテンツによってはRPGゲーム形式
- 解答のスコアを点数化されていて友達と競える
- 子供たちは新しいものが大好き
これだけ魅力が詰まったものだと、大多数の子供たちが反応してしまうんじゃないでしょうか
メリット③社会人になったときの練習
今後10年は、恐らくパソコンを使って仕事をする今の世の中が続くでしょう
たとえ新しい方法・機械が出てきたとしても、雑多な情報に対して
- 知りたいことの検索 例▶︎検索サイトの利用
- データを集める 例▶︎アンケートフォームの利用等
- 情報を抜き出す 例▶︎集まったデータから特徴を見つける
- 考えをまとめる 例▶︎スライドにまとめる
これらの活動は、続くと思います
また、世界的にみても、特に先進国と呼ばれる国々で、子供がインターネットを学習に活用している割合に対し、残念ながら日本は圧倒的に低いという調査結果も出ています。(※別資料参照)それを考えると今後も活用頻度、質の向上を目指して活用の機会が増えていくはずです
そこで、今から少しずつタブレットを使って学習を進めることは、大人として働く準備につながるのではないでしょうか
ちなみに私、グーグル認定教育者という資格試験を受けたのですが、申し込みから試験まで、全てパソコンで行いました。就職面接にしてもオンラインは多いですよね。そういう入社試験、大学入試は、少なからず日本では今後増えてくると考えて良いでしょう
現時点で、ICTを使った学習をしている子が少ないというのであれば、みんな一斉に学習に使い出すと、スゴい事になるんじゃないかなぁと、密かに期待をしています♪
出典:学校外での平日のデジタル機器の利用状況(学習)の 国際比較(2018 年)
URL▶︎https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/000021329.pdf
タブレット学習のデメリット3選
デメリット①:子供だけでコントロールが難しい
個人的にはタブレット学習において、最難関だと思っています
- 1日トータルでスケジュールを考えたときに、「あとちょっと」が顔を出す
- 今必要なトレーニングは何かを見極める「目」と、やり抜く「心」が必要
- その時に関係ない機能を触ってしまう。
- 家庭で与えている端末やスマホを使って勉強している場合、どうしてもSNS関係にアクセスしたくなる。
魅力的なコンテンツが多い分、正解した時の達成感がほしくて簡単にできる問題にだけ繰り返し取り組む子も多いと聞きます
いわゆる自制心という事ですが、人から教えてもらったり、相談したりして身につけていくものだと思います
「何ができるようになりたいか」ってゴールに対して「現状はどうか」「じゃあどうしたら良いか」っていう自己調整力(自分の状態を把握して調整する力)が必要になってくるんや
なるほど。要は自分の勉強用カーナビを作れってことか🚗
デメリット②自分なりの考えを磨くには不向き
- 考えを説明する問題は、タブレットで多いのは選択式がほとんど
- 作文や抜粋式、考えのまとめなど、自由度の高い活動には向かない
今までの学習でカバーできてたところも、大きかったんじゃないでしょうか
ましてや、将来的にパソコンを使ったテストが増える可能性があるとはいえ、現状は紙ベースです。結局どちらもか。と思うかもしれませんが、紙ベースのテストに慣れておくのも重要じゃないでしょうか。
デメリット③視力、姿勢への悪影響
これも実は大きな問題だと思います
- 目の健康、姿勢の乱れによる身体の痛みを考慮すると、30分に1回の休憩が必要
- 休憩の都度、集中し直す必要があるが、タブレットだと誘惑が多い
そうそう。休憩からの①お菓子②ジュース③ちょっとゲーム④昼寝 は黄金パターンなんだよね♪
トライくん、君の休憩時間って。。。
これでどう!❔良いとこどりな使い方
- 賢くなるなるためのものってことを繰り返し確認する
- 勉強をする時は親御さんの見える場所(少なくともチェックは必要)
- ひたすらに習得を目指す問題はタブレット(漢字、計算、実験の方法、タイピング、○✖︎の判断など「早さと正確さ」が鍵になるもの)
- 作文、考えの説明、調べたことを紙ベースにまとめる勉強を通して思考を整理する練習を積み重ねる
- タブレットを使って勉強する時間と同じだけ使わずに勉強する時間を作る。(もしくはスケジュールとして使用時間か活動を予め決めておく)
なるほど。タブレットと紙ベースの良いところをとる訳ね。こっちの方が黄金比じゃーん
ちなみに、時間で区切るなら僕はこのタイマーがオススメや
セットした残り時間が色付きのフィルムで見えるから未就学の子供でも分かりやすいよ⏰
まとめ
最後までお読みくださりありがとうございます
文部科学省でも1人1台のタブレット導入をうけて「これまでの実践とICTのベストミックス」という言葉を掲げて頑張っていくと言っています。こういうスタンスって、学校と家庭で共有しておいた方が、子供たちに対して一貫性をもって接していけるんじゃないかなと思います
タブレットと、紙ベース、どちらが優秀かではなく、双方の長所と短所を分かった上で使うと
きっと今より簡単に子供たちが賢くなる道が見つかるんじゃないでしょうか
折角便利なものを端末代金無料で貸し出してもらえたので、色々と使っていきましょう
今日もありがとうございました
コメントを残す