こんにちは〜 とと丸です
私のまわりの人からこんな話を聞きました
タブレットを持ち帰ってきたはいいけど、家でずっとYOU TUBEをみてばっかりで困る
みなさんのお家ではどうでしょう
①とりあえず子供に使い方を任せている
②習い事等もあり家では全く、もしくは自然と必要最低限の時間しか使わせていない
③家庭でルールを決めてみたものの、「これで良いのかな」と時々迷う
こんな疑問をもつ人は決して少なくないと思います
確かに目の健康、学習習慣、ネット社会への参加の仕方いろいろ心配になってきてしまいますよね。もちろん、日々の生活もあるので、その全てに力を注げるわけではないとしても、親御さんとしては、何かしら参考になるものがあると、嬉しいんじゃないでしょうか
そこで今回は
- 使い方
- 順番(時刻)
- 時間
- 保管の仕方
この4つに絞って解説します
⓪最初に
必ず決めた方が良い約束があります。それは
『気になること、したいことがあったら相談する』
です。
ほとんど場の合、インターネットに関するトラブルは、親の知らないところで進みます
これは主観ですが、子供も心の中では
本当に良いのか分からないから話しづらい。でも楽しそうだから良っか。
という考えが働いているからだと思っています
要するに、『叱られそうだから話さないでおこう』です
そこで
- 「〇〇しようと思うんだけど、どう❓」
- 「〇〇になっちゃった」よりも「〇〇になりそうなんだけど、どう思う❓」
と、前もって相談することを約束することを強くオススメします💡
①使い方:約束「賢くなるために使います」
多くの場合において、「なぜ」それをするのかという意図の共有は大切です
そして学校から配布されているタブレットは「児童用学習端末」などと呼ばれ、あくまでも学習のためのものです
「これは何のために配られたか知ってる❓」
「勉強して賢くなるために使うんだよね」
「じゃあ、これを使ってどんなことをするの❓」
と、学習用端末を使う目的を必ず確認すると良いと思います
もちろん、分かっていても欲望に負けた使い方をしてしまうこともあると思いますが、その都度、もしくは日々繰り返し伝えていくことで、お子さんが上手く使えるようになっていくことは十分考えられます。
②順番(時刻):大切なことを先にします
タブレットを使うのって、子供は熱中しやすいし他のものが手に付かないことが多いですよね
なので他の大切なこと、やるべきことを先にやっちゃいます
今から習慣づけておくと、大人になった時にも役立つはずです
もちろんタブレットを使った勉強がその日1番の優先事項になることもあるかもしれません
そんな時は「今日は特別に・・・」などと、あくまで例外的なことを確認したうえで使わせるのもアリかと思います
「今日の宿題が全部できたらタブレットを使おうね」
▶︎順序を意識
「練習していたピアノの曲が弾けるようになったら使おうね」
▶︎ノルマを意識
上の2つのように、お子さんの生活リズムや課題に応じて、基本のルールを決めてあげてください
③時間:30分に1回は休憩をして遠くを見よう
これには大きく2つの理由があります。
1つは近視につながってしまうということです
視力の仕組みにも関係するのですが、目は
①眼球そのものと ②眼球周辺の筋肉によって網膜を伸ばしたり縮めたりする これらのことでピントを合わせているそうです
パソコンの画面などをじっと見続けることによって②の筋肉が凝り固まってしまうそうです
2つは姿勢の悪化に繋がってしまうということです
スマホ、パソコンを使っていると、首や肩、腰など骨格が歪んでしまうそうです
そこで
「30分に1回は、5分で良いから休憩しようね」
「どんなに長くても、1日1時間にしようね」
などのルールがあると、上手くバランスをとって生活していけると思います
小さいお子さんなら、「こう決めたから」「お家のルールだから」と言えば聞くかもしれませんが
小学校中学年ごろになると、自分なりの考えをもってきます
また大人になるにつれて、自分で考える力を伸ばして欲しい
と思いますよね
その練習のためにも、自分の「賢くなるために使う」「健康で過ごすために決まりを作る」など目的の共有は有効だと思います
④保管の仕方:寝る時に触れる場所には置かない
他にも保管の仕方はあるかもしれませんが、最低限ということで考えると、寝る時に触れる場所に置かないというのは守らせましょう
寝る時に1つだけ動画をみる▶︎画面の端に映っている動画のサムネイルを見てついついもう一つ▶︎気がついたら。。。なんてよくあることです
これには電子機器の中毒性と
画面構成の設計の段階で、ユーザーの意識をひくための工夫がなされていることが関係しています
少し話は脱線しますが、フェイスブックのいいねボタン、画面のスクロール等、人が気になるように作られているのは有名な話ですよね
これらのことを考えると、つい使い過ぎてしまうのもお子さんの意思のように見えて
実は心がけに関係なく触りたくなるような仕組みだと言えます
生活リズムを作っていく段階の子供たちには、ある程度大人が決めてあげた方が良いと思います
なので
「寝る時(◯時になったら)リビングに置いて、充電しておこうね」
「どうしても気になるように作られているものだから、寝る時には手元に置かないよ」
など、決まりを作っておきましょう
ここで、「お母さん(お父さん)もそうしてるじゃないか」という反論もきそうです
可能なら、「家族みんなで寝る時は触らないようにしよう」と言えると良いのですが、
お仕事の都合上難しい場合は、
「お仕事をしていて、いつでも電話に出られるようにしなければいけないんだ。」などと、ご自分なりの理由を伝えてみると良いと思います
参考資料
言いたいことは分かったけど、こんなウサギの言うことだとイマイチ説得力に欠けるよ〜
と言う人、分ります
なので、
「文部科学相」と「日本眼科医会」より、参考資料も載せました
折角ですので1度チェックしてくれると嬉しいです
①文部科学省:タブレットを使うときの5つの約束
URL▶︎ https://www.mext.go.jp/studxstyle/skillup/18.html
②日本眼科医会
URL▶︎ https://www.gankaikai.or.jp/info/gigaA4myopia.pdf
③スマホ脳
スマホやSNSへの依存を止めるには、環境を整えるのが近道
それを脳の仕組みやSNS開発の経緯から分かりやすく説明してくれています
薄いので、読書が苦手な人、時間が取りづらい人にもオススメです👍
まとめ
1つでも参考になれば嬉しいです
今日も、ありがとうございました😀
「よく分からないから使わない」では勿体無い。勿論、使っていく中で問題も出てくるでしょうが、遅かれ早かれ行き当たることがほとんどだと思います。
「やりたいこと、気になることがあったら相談してね。」と約束をして、お子さんの成長の良いチャンスにしていきましょう!
みんなが賢くなれますように!
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